
ブログの記事が書けない、どうしたら書けるようになるんだろう。スムーズに文章を書くコツを教えてほしい。
上記の悩みに答えます。
この記事でわかること
- 読まれない記事にならないための心構え
- ブログ記事を書く手順
- ブログを書くときのコツ
文章を書く機会がなかった人にとって、「ブログ記事ってどんなふうに書けば良いんだろう」って悩みますよね。
文章に正解はないのですが「何を書いたらいいかわからない」「途中で書けなくなってしまう」「記事が全く読まれない」を改善するための、ブログ記事の書き方は存在します。
今回は、ブログ初心者に向けて「読まれるブログ記事をスラスラ書く方法」を紹介します。
この段階で、ブログのテーマが決まっていない方は下記記事をご覧ください。
はじめてブログをつくる人のテーマの決め方【なぜテーマ決めが重要なのか】
読まれない記事にならないための心構え
記事を書く前の注意点を解説します。
書く内容の勉強をしっかりする
狙うキーワードに関して、専門家くらいの知識が必要です。
知識が不十分だと、読者の悩みを解決する記事を書くことができません。
狙っているキーワード=筋トレ 筋肉付きにくい
- 筋トレ歴2年、ネットに載っている程度の知識量
- 筋トレ歴10年、パーソナルトレーナーとしても活動している
上の二人だった場合、どう考えてもトレーナー歴10年の人の記事を参考にしたいとなるはず。
知識がない状態でブログを書いても、有益な記事を書けないのでしっかりと知識をつける必要があります。
自分の書きたいことは書かない
記事を書くときは「読者ファースト」です。
読者は「悩みの解決」を望んでいて、あなたの自分語りには興味がありません。
具体例)ブログ 稼げない
- 3ヶ月間、記事を書いたけど稼げないと嘆く記事
- 3ヶ月間、記事を書いても稼げない時の対処法が書いてある記事
どちらも「ブログ 稼げない」というキーワードを狙って記事を書いたとしても、1個目の記事では残念ながら読者に読んでもらうことはできません。
というのも、1個目の記事では「悩みの解決」ができないから。
2個目の記事のように「悩みの解決」ができる記事を書く必要があります。
そのためには、自分の書きたいことを書くのではなく、読者の悩みを解決する記事を書く必要があります。
読まれないのを前提に書く
頑張って記事を書いても、読者には読まれません。このマインドが非常に大事です。
読者に読まれないという前提があれば「どうすれば読んでもらえるか」を考えて記事を書く必要があります。
- 画像で説明をわかりやすくする
- 箇条書きを使う
- 動画をつかう
- 読みやすい文章を心がける
- 大切な部分にマーカーを使うなど
読まれない前提で記事を書くと、どうしたら記事を読んでもらえるかを必然的に考えるようになります。
そうすると、自然と読みやすい記事が完成します。
読者に読まれる記事を作成するには、「読まれない」を前提に記事を書いていく必要があります。
ブログ記事を書く手順
ブログ記事を書く手順は以下です。
この手順で記事作成を行うことで、「読者ファースト」な記事を書くことが可能です。
競合のリサーチをする
まずは狙うキーワードで競合のリサーチをします。
理由は2つ、
- 競合がどんなタイトル・見出しを付けているかを調べる
- 読者の解決したい悩みを具体化する
Googleの検索窓に狙いたいキーワードを打ち込み、検索結果に出てきた上位10サイトをリサーチします。
スプレッドシートなどを利用して、競合の情報をまとめ大まかな記事の方向性をイメージしていきます。
読者の悩みを書き出す
リサーチ結果をもとに、より深く読者の悩みを明確にしていきます。
悩みを明確にするメリット
- 書く内容で悩まない
- 読者に刺さる記事を書ける
上記2つのメリットが上げられます。
万が一、記事を書いてる途中で書く事が思い浮かばない場合も書き出した悩みを確認する事で、書く必要がある事を再確認する事ができます。
記事を書く前に、読者の悩みを明確にしましょう。
解決策を箇条書きにする
明確にした悩みの解決策をできる限り箇条書きにしていきます。
これが、見出しや本文のベースになります。
この作業のポイント
- 競合の見出しを参考にする
- 自分の体験や意見を入れる
上記の2点は、SEO的に見ても記事の質から見ても重要なポイントです。
この2つのポイントから外れていくと「自 分 勝 手 な 記 事」になりやすくなります。
注意しつつ、解決策を箇条書きにしていきます。
見出しを作る
解決策の箇条書きを並べ替えて見出しを作っていきます。
見出しは、短く簡潔にです。
見出しの優先順位
- 事前に知っておいた方がいい知識
- 悩みの解決方法
- 悩みに付随する悩みの解決方法
基本は悩みを即効解決です。
読者は自分の悩みの解決方法以外のことが書いてあると離脱します。
優先的に悩みを解決しつつ、読者が気付いていない悩みまで解決してあげると評価が上がります。
解決策をいい具合に並び替えて、読者がスムーズに見れる見出しを作りましょう。
リード文を書く
見出しを作り終えたら、興味を引くリード分を書いていきます。
多くがリード文での離脱です。ここで自分の記事に興味を持ってもらえなければ、その先を読んでもらう事は不可能です。
読まれるリード文のポイント
- 悩みの言語化
- 簡単な記事の内容
- ベネフィットの提示
最低限入れるべき内容です。
上記が入ってない場合は、速攻で離脱される可能性ありなので見直してみてください。
簡潔で読者が興味を持ちやすいリード文を書きましょう。
本文を書く
見出しの補足するための本文を書いていきます。
目の前に相手がいるイメージで、その人の悩みを解決するための説明をしていきます。
本文を書くときは特に注意してほしいです。
夢中で書いていると、いつのまにか「誰に対して書いているか」があやふやになってきます。
もし途中で誰に対して書いているかわからなくなったら、読者の悩みを思い出してください。
まとめを書く
本文が書けたらまとめを書いて終わりです。
まとめは、悩みの解決方法の再確認の場所です。
ここまで、読んでくれた人は最初の話を忘れている可能性があります。
もう一度繰り返すことで、悩みの解決方法を再確認してもらいます。
再確認させたいからといって、ダラダラと長くなりすぎないこと。
まとめを、Twitterでツイートできるくらいをイメージして書いてみてください。
記事を装飾する
読みやすいように、記事を装飾していきます。
重要なところは一目でわかるようにするといいです。
- 箇条書きにする
- 吹き出しにする
- ラインを引く
- 太字にする
- 見出しをつける
上記など。
文が続くとどこが大事かわからないので、視覚的に「ここ他と違う」と気づかせてあげると読まれやすい記事になります。
読んでほしいポイントを意識しつつ、記事を装飾します。
記事を見直す
最後に記事をひと通り読み直します。
読者が読みにくい記事ではないかチェックするためです。
チェックするポイント
- 誤字脱字
- 文章の流れ
- 変な装飾
- リンクが正常か
記事の見直しをするときは、音読がおすすめ。
声に出して読んでみると、文のおかしいところに気づきやすいです。
もうひと頑張りです。気を抜かず見直しましょう。
記事を投稿する
見直しまですべて終わったら記事の作成は終了です。
後はGoogleに評価されるのを待つのみ。
記事が完成し投稿した後にやることは以下のとおり。
- SNSで拡散
- 次の日に再度読み直し変なところがないかチェック
- 1ヶ月後に記事の順位をチェック
- 順位を確認し必要なところをリライト
1ヶ月後と記載していますが、ブログ開設して間もない場合はまだGoogleに評価されていない可能性が高いです。
1ヶ月して評価されてない場合は、3ヶ月後に再度チェックで大丈夫です。
ブログ記事を書くときのコツ
ブログの文章を書く時のコツを紹介します。
タイトル・見出しにキーワードを入れる
タイトル・見出しには狙っているキーワードを違和感のない範囲で入れるようにします。
タイトルにキーワードを入れる理由は、読者とGoogleにどんなことが書いてある記事かを伝えるためです。
- Googleに対して → 狙っているキーワードを左に詰めて入れる
- 読者に対して → 悩みが解決できそうなタイトルを意識する
2つを意識してタイトル・見出しを付けます。
PREP法を使って書く
本文がうまく書けない場合はPREP法を使うのがおすすめ。
PREP法を使うことで論理的な文章を書くことができます。
PREP法
- P(Point):ポイント、結論
- R(Reason):理由
- E(Example):事例、具体例
- P(Point):もう一回ポイント、結論
このように文を書くと、スッキリとわかり易い文章が書けます。
PREP法を使って読みやすい文章を書きましょう。
一文は短く
一つ一つの文はなるべく短くしましょう。
長いと読みにくい文章になってしまいます。
具体例
多くがリード文での離脱で、ここで自分の記事に興味を持ってもらえないと、その先を読んで貰えなくなる可能性が高いので、悩みの言語化や簡単な記事の内容、ベネフィットの提示などをして読まれるようなリード文を作ることがとても重要になります。
これだとなかなか読むのがめんどくさくなります。
多くがリード文での離脱です。ここで自分の記事に興味を持ってもらえなければ、その先を読んでもらう事は不可能です。
読まれるリード文のポイント
- 悩みの言語化
- 簡単な記事の内容
- ベネフィットの提示
最低限入れるべき内容です。
一文を短くすれば、見る気がおきます。
箇条書きを使うなどして、一文を短くして読みやすい文書を作ります。
ひらがな、漢字のバランスに気をつける
使う文字のバランスも気をつけましょう。
漢字をおおく使うと文章はかたくむずかしい印象になり、逆にひらがなが多いとやわらかく優しい印象になります。
- できるだけ漢字に変換
漢字を多く使うと文章は固く難しい印象になり、逆に平仮名が多くなると柔らかく優しい印象になります。 - 平仮名のみ
かんじをおおくつかうとぶんしょうはかたくむずかしいいんしょうになり、ぎゃくにひらがながおおくなるとやわらかくやさしいいんしょうになります。
こんな感じに違いがあります。
これが黄金比率という決まりはありませんが、だいたい「漢字2〜3割」「ひらがな7〜8割」くらいがいいと言われています。
実際に言葉にして読んだ時に、「スムーズに音読ができる」を基準にするといいです。
むずかしい言葉は使わない
専門用語などのむずかしい言葉を使わないようにします。
専門用語があると文章を理解するのに時間がかかります。
具体例)
前方頭位の場合、頸部から肩上部に書けての筋肉が緊張しやすい状態になるので肩こりが起こりやすくなります。
きっと、少し勉強していないと何を言っているかわからないですよね。
改善例)
頭が身体よりも前にある姿勢だと、首から肩にかけての筋肉に常に負担がかかっている状態なので肩こりが起こりやすくなります。
たぶんこっちのほうが理解しやすいはずです。
記事を読んでいる人は専門家ではない可能性もあるので、読者のことを考えるなら専門用語を使うのはあまりいいことではありません。
専門用語を初心者むけに噛み砕くことができない時点で、「自分はこのジャンルについてまだまだ理解できてないかも」と思ってより知識をつけましょう。
文末は揃える
文末はなるべく揃えましょう。
- ます/です/ました
- だ/だった/だろう
上記2つをごちゃ混ぜにすると読みにくいのでどちらかに揃えましょう。
本文が書けたらまとめを書いて終わりだ。
まとめは、悩みの解決方法の再確認という場所だ。
ここまで、読んでくれた人は最初の話を忘れている可能性があります。
もう一度繰り返すことで、悩みの解決方法を再確認してもらいます。
再確認させたいからといって、ダラダラと長くなりすぎないことだ。
まとめを、Twitterでツイートできるくらいな感じがおすすめです。
このように、気持ち悪い文章になるのでどちらかで揃えましょう。
必要なところに画像
必要なところに画像を入れましょう。
画像を入れるタイミング
- 文よりも画像で解説したほうが分かりやすい場合
- 必ず目を止めてほしいところの前
画層は良くも悪くも読者の目が止まりやすい場所です。
闇雲に画像を入れるだけだと、画像を使うメリットが無くなってしまう可能性があります。
自分の中で画像を入れる理由を明確にした上で、必要なところだけに画像を入れるようにしましょう。
予習をして読者ファーストの記事を書く
記事を書く時のコツをまとめると以下です。
- 読者の悩みを明確にする
- 記事を書く前に構成を考える
- 文章の型を使って書く
- 見やすいように画像を入れる
- 適当に画像を使う
記事を書く時は常に読者のことを意識して書きましょう。
それを意識するだけで、
- 記事がかけない
- 記事が読まれない
- 記事にアクセスが集まらない
という悩みが解決されます。